• 頌栄教会

「アドベントに入りました」

 今日から待降節(アドベント)に入りました。教会暦の一年はアドベントから始まります。アドベントという呼び名は、「到来」を意味するラテン語に由来します。そのように、この期間はキリストが二千年前に「到来した」ことを思い巡らす時です。またこの期間は、キリストが再び「到来する」こと、すなわち「キリストの再臨」について思い巡らすべき時です。

 私たちの人生も、この世界の歴史も、ある方向に確実に動いています。決して後戻りすることはありません。どこに向かっているのでしょうか。衰えて行き着く人生の終わりでしょうか。破局と崩壊に至る世界の終わりでしょうか。いいえ、そうではないと聖書は教えます。私たちが向かっているのは主にお会いする「その時」なのです。アドベントはそのことを改めて思い巡らす時なのです。

それはまた私たちの人生において何が大切であり、何が大切でないかを省みる時ともなるでしょう。それはまた必然的に悔い改めの時ともなるのでしょう。今日から飾り布の色が変わり、受難節の時と同じ「紫」になるのもそのような意味合いです。アドベントは単にクリスマスの準備の期間ではありません。自らを省み、本来あるべきところに立ち帰る悔い改めの期間なのです。

 そのように自らを省みる第一の場所は礼拝を捧げるこの礼拝堂です。この期間、礼拝堂において過ごす時間を大切にしましょう。礼拝堂を祈りの場所として聖別しましょう。特に礼拝前、礼拝堂に入ったら沈黙を心がけてください。自分自身の祈りだけでなく他者の祈りを妨げないためです。     (清弘剛生)

すべて肉なる者よ、主の御前に黙せ。主はその聖なる住まいから立ち上がられる。 ゼカリヤ2:16

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「御国が来ますように」という祈りに、この第三の祈りが続きます。これは第 二の祈りの内容的な展開であると考えられます。「御国が来ますように」と祈る ということは、天におけるように地の上にも神の御心が行われることを願い求め ることでもあるからです。 「地の上に御心が行われること」を求める祈りは、現実には地の上に御心が実 現していないという事実を示しています。実際私たちはそのような世界に生きて いるので